★③お化けのようになり、眼の病氣で入院★

 

 高校生の時は更に悪化していきました。

顔から頭から掻きむしるのでまゆ毛や髪の毛も抜けていきました。

登校中に小学生が私を見て「こわ~」と逃げて行くのです。

子どもは正直ですから、、、

 

しかし、本当にお化けおようになっていくのです。

自分のその醜い姿を見て、また出口の無い暗闇を彷徨っていたので苦しくて、

毎日「死にたい、死にたい」と思っていたものです。

 

そんな日々を送っていた頃、追い打ちをかけるようなことがありました。

 

ある時期から、いつも霧がかかっているように見えるのです。

また何を見ても歪んで見えるのです。

 

「これはおかしい」と思って眼科に行きました。

そして右眼の網膜剥離と両眼の白内障を言われたのです。

 

網膜剥離と言えば失明の危険がある病氣です。

白内障は普通、お年寄りがなる病氣ですよね。

 

この頃は痒さを掻いてはいけないと顔を叩いていたのです。

それで網膜剥離になることもあるようですが、

 

いま、血液循環療法を出来るようになって分かったのは、

やはり眼の付近にシコリが出来て血流が詰まっているのです。

 

ステロイドは血流を止めて炎症を抑えるクスリですから、

毛細血管は詰まりやすくなってしまうのでしょう。

 

それが白内障や網膜剥離の原因でもあったのだと思います。

 

手術は左眼の白内障と右の網膜剥離をしました

(右の白内障はまだそこまで酷くないので、とりあえず置いておきました)。

 

この時は何も分からずお医者さんにお任せするしかありませんでしたが

手術は上手く行き、今でも眼の状態は落ち着いています。

 

入院中、退院してからもずっと仰向けで寝ているしかなかったのですが、

この時も自分に向き合って、色々と思うという時間を過ごすことができました。